2020年度から小学校ではプログラミングの授業が必修化されるため、幼児〜小学生向けのプログラミング教室が注目を集めています。
そんなプログラミング教室の徹底比較と、ひとりひとりに合ったカリキュラムを用意してくれる「LITALICO ワンダー」の体験に行ってきたので、その内容やおすすめポイント、体験談(口コミ)をご紹介します!
プログラミング教室に通わせるメリットは?
2020年からは、「プログラミング教育」が小学校で必修化されます。
そのなかで、民間企業が運営する「プログラミング教室」では、幼児などの小さな子どもでも、楽しみながらプログラミング的思考力を養えるカリキュラムを提供してくれます。
鉛筆を持って机の前で取り組むような典型的な勉強方法ではなく、レゴなどのブロックを使ったり、3Dプリンターで好きなものを作ったり、自分でゲームを作ったりして学ぶので、楽しくないわけがありません!
子どもがプログラミングに対して苦手意識を持つことなく、楽しく取り組みながら学習できるという点が、プログラミング教室に通わせる最大のメリットだといえます。
【年齢別】プログラミング教室の徹底比較
ここからは、幼児や小学生が通うことのできるプログラミング教室について、代表的なものをご紹介します。
幼児から通えるプログラミング教室
おすすめNo.1 | おすすめNo.2 | おすすめNo.3 | |
教室 | |||
対象 | 年長 〜高校3年生 |
5歳 〜中学3年生 |
5歳 〜高校3年生 |
教室 | 18教室 (東京・神奈川・埼玉) |
21教室 (東京・神奈川・埼玉・千葉) |
1,400教室以上 (全国展開) |
*料金 | 入会金 :15,000円 ロボット代 :無料 授業料 :12,000円〜 |
入会金 :15,000円 ロボット代 :8,900円〜 授業料 :11,000円〜 |
入会金 :10,000円 ロボット代 :28,500円 授業料 :9,000円 |
体験 | 申込はコチラ | 申込はコチラ | あり |
「LITALICOワンダー」はロボット代がかからないので初期費用を抑えられ、気軽に始められます。
一方で、「crefus」や「ヒューマンアカデミー」はロボット製作に特化しており、最初にロボットキットを買う必要がありますが、数ヶ月〜年の単位でじっくり学習していくことができます。
いずれも、受講の目安として5歳以上であることが設けられていますが、4歳以下でも受け入れてくれることもあるので、事前に相談してみてください。
小学生から通えるプログラミング教室
教室 | |||
対象 | 年長 〜小学3年生 |
小学1年生 〜中学3年生 |
小学1年生 〜小学4年生 |
教室 | 1,000教室以上 (全国展開) |
通信教育 | 通信教育 |
*料金 | 入会金 :10,000円 初期キット代 :30,000円 授業料 :10,000円 |
入会金 :無料 初期キット代 :不要 授業料 :1,980円〜 |
入会金 :無料 初期キット代 :26,620円 授業料 :5,093円〜 |
体験 | 申込はコチラ | 申込はコチラ | 申込はコチラ |
全国1,000教室以上ある「アーテック自考力キッズ」は、パズル×ロボット×プログラミングという、3つのカリキュラムで自ら考える力を育んでくれます。
また「D−SCHOOL」と「Z会プログラミング講座」はいずれも通信教育で、教室に通う手間がかからず、かつ教室形式よりも授業料が割安です。
特にD-SCHOOLは、子どもに人気の「マイクラ(マインクラフト)」を活用した授業もあり、子どものやる気は間違いなく高まると思います!
【選び方】子どもが小さいなら教室がおすすめ
子どもに合ったプログラミング教室の選び方ですが、通信や教室形式の体験授業を実際に利用したわたしの経験からいうと「教室形式」が圧倒的におすすめです。
特に子どもが小さい場合は、成長・発達の度合いも異なります。
「どこで躓いてしまうのか」「どう伝えれば理解できるのか」を熟知して、かつ目の前の子どもの反応を見ながら適切なコミュニケーションを取ってくれる先生がいる方が、子どもはしっかり学べるようでした。
もちろん、そもそも通えるところに教室がなかったり、まずはリーズナブルに始めてみたいという場合は、D-SCHOOLのような初期費用が安い通信教育から体験してみてくださいね。
市販のプログラミング教材はどう?
教室形式よりもリーズナブルで、買い切りで学べる「プログラミング教材」という選択肢もあります。我が家も「embot(エムボット)」という教材を買っていました。
結論から言うと、小学校高学年などある程度大きくて、自分でどんどん学習しながら取り組めるタイプお子さんでしたらアリだと思います!
ただそれよりも小さいお子さんだと、ロボットを組み立てるところまではできても、その後のプログラミング作業において何をどうすればわからなくなって、先に進めなくなります。
本質的には、教室と教材でやっていることは同じなのですが、この手の学習は最初の導入が大事なので、時間とお金に余裕があるなら、教室形式でプロに任せた方が無難だと思いました。
【体験談】LITALICOワンダーに行ってきた
ここからは、「LITALICOワンダー」の体験授業に実際に行ってきたので、その内容や感想(口コミ)をご紹介します。
LITALICOワンダーの教室一覧
LITALICOワンダーは、東京・神奈川・埼玉に18教室あり、現在進行系で教室はどんどん増えているようです。
東京都 | 神奈川県 | 埼玉県 |
三軒茶屋 渋谷 中目黒 青山一丁目・乃木坂 池袋 赤羽 秋葉原 水道橋 押上 蒲田 町田 吉祥寺 立川 |
川崎 横浜 東神奈川 桜木町 |
大宮 |
私たちは、交通アクセスのよい「押上教室」に行きました。
押上教室へのアクセス
「LITALICOワンダー」押上教室は、浅草線・半蔵門線・京成押上線・東武スカイツリーラインの4路線やいくつかのバスが乗り入れる「押上駅」から徒歩5分ほどのところにあります。
目印は100円ローソンで、そのビルの4階。晴れていれば入口に看板が出ていますよ。
専用の駐輪場はありませんが、教室から2分ほど歩いたところに有料駐輪場がありました。
エレベーターを降りると廊下に出ます。LITALICOワンダーのシールが貼られている白い扉が入口です。
教室内の様子
入口をあけると、明るい雰囲気で、ロボがお出迎えしてくれます。
教室は2つで、あとは保護者スペースとして6〜8席ほどのスペースがあるだけで、思ったよりこじんまりとした規模でした。
*電源とWi-Fiがあるのは有り難かったです
事前にWeb予約していたので、受付スタッフに名前を告げ、すぐに事前アンケートと体験授業が始まります。
まずは「◯◯くんのことをよく知りたい」ということで、子ども本人ですきなものに◯を付ける作業。
この内容をもとに授業内容やコミュニケーションを設計してくれるそうで、息子もワクワクしていました!
このあとは、先生1人に生徒2人の構成で、50分間の体験授業が始まりました。
はじめは寂しがっていた息子も、大好きなレゴの山にすぐ夢中になり、そのあとは1回もぐずることはありませんでした(笑)。
ちなみにLITALICOワンダーでは、必ず先生:生徒=1:2〜4という比率にしているようで、マンツーマンにしてしまうと甘えさせてしまうし、4人より増えるとひとりひとりをしっかり見られなくなるからだそう。
ほったらかしにされるとすぐ寂しがってしまう息子にとって、とてもいい体制だなと思えました。
子どもが体験授業に興じているあいだは、受付してくれたスタッフの方が、LITALICOワンダーの特徴や体験授業後の流れ、他社との違いなど、こちらの疑問点や不安な点を詳しく丁寧に教えてくれました。
特に他社との違いについては、①全員が一律ではなく、ひとりひとり個別のカリキュラムを組んでくれること、②振替や1ヶ月の授業回数など、通い方を柔軟に相談・変更できること、と答えてくれました。
子どもも両親も大満足!
あっという間に体験の時間が終わった息子は、出来上がったレゴをタブレットで動かしてみせてくれて、「もうここに通いたい!」「まだ帰りたくない!」ととても嬉しい反応をしてくれたので、親としても大満足!
LITALICOワンダーの無料体験を受けたあとは、合わないと思ったら体験だけでもいいですし、まだ入会するかを迷う場合は、1回完結で受講できるコース(有料)を受けてから考えることもできますよ。
【まとめ】各教室の無料体験を活用しよう
プログラミング教室の徹底比較と子どもに合った選び方、「LITALICO ワンダー」体験授業の体験談(口コミ)をお伝えしてきました。
しかし各教室の教育理念やサポート体制、詳しい料金、先生と子どもの相性などは、実際に教室に行ってみないと判断できないことも多いと思います。
もし「どこの教室がいいかわからない」「自分の子どもが興味をもつかわからない」ということであれば、無理のない範囲で体験授業に行ってみたり、資料請求をしたりして、後悔のない選択をしてくださいね。
種別 | 教室名 | |
教室 | LITALICOワンダー (体験を申し込む) |
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教室 | crefus (体験を申し込む) |
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教室 | ヒューマンアカデミー | |
教室 | Artec自考力キッズ (体験を申し込む) |
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通信 教育 |
D-SCHOOL (体験を申し込む) |
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通信 教育 |
Z会 プログラミング講座 (資料請求をする) |
※記載の内容は執筆時点のものです。正確な情報は、必ず教室に直接ご確認ください。