2016年11月、両国にオープンした商業施設「-両国-江戸NOREN」。国技館や江戸東京博物館、いろいろな催事が行われる両国駅広小路などが近くにあり、ご飯どきには多くの家族連れや観光客で賑わいます。
今回は都内に住む私が実際に訪れた、両国の子連れランチにおすすめのお店をご紹介します。江戸NORENの奥の方にある、創業100年以上の歴史ある老舗の本格的なそばを楽しめるお店「やぶ久 両国江戸NOREN店(やぶきゅう)」さんです。
両国の子連れランチにおすすめ「やぶ久」
JR両国駅西口から徒歩1分、都営大江戸線両国駅から徒歩7分ほどにある江戸NOREN。
ひろい構内のなかの一番奥に、古民家のような外観で「営業中」とのれんが出ているのが「やぶ久(やぶきゅう)」さん。お店までの道のりの途中には、本物と同じ大きさの土俵があり、圧巻です。
全席禁煙で安心の店内
私たちは、土曜の13時ごろに3人で入店。メインのお昼どきから少し過ぎていたからか、食べているあいだに居たほかのお客さんは、1〜2組ほどでした。
店内の席構成は、2人1組のテーブルを中心に全部で50席。お客さんの人数に応じてテーブルをくっつけたりしてくれます。今回は利用しませんでしたが、奥の方には個室もあるようです。
なお江戸NORENの飲食店は、全店「全席禁煙」というのが嬉しいポイント。施設内に共通の喫煙スペースが設けられています。
風味豊かなそばと質の高い具材
お子様メニューは用意されていないので、子どもが大人ひとり分をまだ食べれない場合はシェアするといいと思います。
私たち3人が注文したのは以下3つ。
- かけそば(800円)
- 鴨南蛮そば(1,650円)
- 江戸前天丼(1,400円)
鴨南蛮そばは、鴨肉のスライスが4枚、つくねと焼き葱が2個ずつ入っていてボリューム満点。
せいろと天丼もしくは親子丼のセットもあったのですが、温かいそばが食べたいのとそんなにたくさんは食べれなさそうだったので困っていると、「丼ものにはすべてお吸い物として小さいそばが付いている」と店員さんが教えてくれました。
注文した江戸前天丼に付いていた小さいそばは、1人前の1/3くらいで十分なボリューム。天丼自体も立派な海老天が2本、かぼちゃや安納芋の天ぷらがサクサクでした。
なおお酒類を頼むと、お通しとして小さなそばみそが付きます。しょっぱすぎず、アテとしてちょうど良い逸品です。
全体的にそばは風味豊かでおいしかったのですが、そばつゆは若干しょっぱさを感じました。残念ながら、濃い味が苦手な方にはおすすめできません。
子連れでも楽しめる本格そば
そば屋さんのなかには「小学生以下の子どもは不可」などのお店もありますが、やぶ久さんは子どももウェルカムなのが有り難いです。子ども用の取り皿やフォークも用意してくれました。
また江戸NORENにある飲食店はすべて、両国駅広小路で開催されているイベントのチケットを見せると特典が付きます。もしイベントに行った場合、チケットを見せるのを忘れずに。
今回は冷たいおそばを食べなかったので、また暖かくなってきたらお邪魔できればと思っています。江戸NORENの中には魅力的なお店がたくさんありますが、子連れランチで本格そば、いかがでしょうか?
店名 | やぶ久(やぶきゅう)両国江戸NOREN店 |
電話 | 03-5637-8209 |
住所 | 東京都墨田区横網1-3-20 両国江戸NOREN 1階 |
交通 | JR両国駅西口徒歩1分 都営大江戸線両国駅徒歩7分 |
時間 | 11:00~23:00(無休) *施設点検のため臨時休業あり |
予算 | ひとり1,500円前後 |
支払い | カード可 |
駐車場 | なし |
予約 | 可(電話のみ) |
※記載の内容は執筆時点のものです。正確な情報は、必ずお店に直接ご確認ください。