(「つきぢ 神楽寿司」は閉店しました)
両国は、大相撲などのイベントが開催される両国国技館や江戸東京博物館などがあり、休日には家族連れを中心に多くの人で賑わうエリア。
今回は都内に住む私が実際に訪れた、両国の子連れランチ・ディナーにおすすめのお寿司屋「つきぢ 神楽寿司 両国江戸NOREN店」をご紹介します。
両国の子連れごはんにおすすめ「つきぢ 神楽寿司」
JR両国駅西口から徒歩1分ほど、都営大江戸線両国駅はA4出口の地上から8分ほどにある、両国江戸NORENという建物の1階に「つきぢ 神楽寿司 両国江戸NOREN本店」があります。
両国江戸NORENは、両国国技館や両国駅広小路のとても近くにあり、週末には開催されているイベントに参加しに来た観光客や家族連れで賑わいます。施設内においしいごはん屋は数多くありますが、お寿司を食べたい気分だったら「つきぢ 神楽寿司」がオススメ。
よくあるお寿司屋との大きな違いは、5年熟成の天然赤酢を使用した「赤しゃり」で握られること。錦糸町にある「もり一」も赤シャリを使用していますが、甘みが豊かなもり一に比べるとサッパリした口当たりです。
また、「つきぢ」は子連れに嬉しい全席禁煙で、カウンターだけでなくテーブルやお座敷など席のバリエーションも豊富。
両国江戸NOREN全体にいえることですが、子どもにも優しい接客をしてくれるので、安心して過ごすことができますよ。
イベントがある時は電話で確認を
私たち家族は、日曜の19時半ごろに3人で入店しましたが、ほかにお客さんは1組しかおらず、テーブル席にスムーズに通してもらえました。
店内の席構成は、4人用のテーブル席が5組(人数に応じて調整可能)とカウンター、奥の方に個室のお座敷があり、全52席。子連れではあまりないと思いますが、事前に伝えれば貸切も可能とのことです。
基本的にはすぐに入店できると思いますが、大相撲や大きなイベントがある時は周辺のお店がすべて混雑するので、可能なら事前に電話で確認することをおすすめします(電話:03-6456-1147 )。
定番の握り寿司から旬のおすすめまで
さてここからは、両国の子連れごはんにおすすめの「つきぢ 神楽寿司 両国江戸NOREN店」について、メニューや実際に注文したものをご紹介します。
まず飲み物ですが、「エビス生ビール(650円)」や焼酎、サワー類、梅酒、冷酒など、お寿司にあったラインナップが揃えられています。ワインは白・赤ともにありません。
またソフトドリンクは、烏龍茶・コーラ・オレンジジュースの3種類のみ(各320円)となっています。温かいお茶もお水も無料でもらえるので、もし飲みたいものがない場合は店員さんにお願いしましょう。
アルコール類を注文すると、ひとり320円のお通し代が発生します。この日は「バイ貝の煮付け(ひとり2個)」が出されました。味がしっかりしみてておいしかったです。
続いて料理は、「おきまり」握りのセットが7種類(1,800円〜)と、焼き物や西京焼き、旬の刺身などの一品が取り揃えられています。
いかの塩辛や梅水晶といったお酒のツマミだけでなく、茶碗蒸しやのり椀・しじみ椀などの子どもも嬉しいものも。
また握り寿司については、1貫ずつ注文することもできます。この日は用意のないネタもいくつかあるようでした。
まぐろで320円、いくらで430円などと若干割高なので、どうしても食べたいものがある場合以外は、セットで注文した方がお財布には優しいと思います(笑)。
壁には旬のおすすめの料理や握りが掲示されています。料金が書かれていないものもいくつかあるので、不安な人は注文前に確認しましょう。
ちなみに「亀の手(1,080円)」は、見た目がちょっぴり特徴的ですが、味は文句なしに美味しいと言われる海の珍味の貝です。
私たちは注文しませんでしたが、取り扱ってるお店は多くないので、気になる人はぜひチャレンジしてみてください。
実際に注文した料理をご紹介
さて私たちは、握りセットや定番の一品もの、旬のおすすめまで幅広く注文しました。
まずは旬のおすすめの「岩カキ」。女性の手のひらほどの大きさもあるカキは、身がぷりっぷりでさわやかの塩味がレモンと相まって、食べごたえ抜群です。
ただ精算時に発覚したのですが、コチラ1つで1,300円の代物でした…。何も考えずに2個も3個も頼まなくてよかったです(笑)。
続いて「子持ち昆布(650円)」は、ツブツブのたまごがしっかりついた昆布にかつおぶしがかかり、あっさりしていて美味しかったです。
5歳の子どもも美味しい!と言い、油断するとドンドン食べてしまいそうでした(塩分が多いのでそこそこで止めさせました笑)。
最後は待ちに待った赤シャリの握り「贅沢(10種・2,000円)」と「のどくろ炙り(1貫780円)」。
どのネタもとても新鮮でおいしく、特に「赤エビ(白いお皿の右下)」は身が大きくプリプリ、噛むと甘さがじゅわっと出てきます。
のどくろ炙りは口に運ぶとすぐにホロリととろけてしまい、あっという間に口のなかからなくなってしまいます。ただ、こちらも値段が書かれていないなかで注文したのですが、1貫780円となかなかのお値段でした(汗)。
この日はそこまでお腹が空いていない状態で来店したからか、これらの注文で大人2人と子ども1人、十分に満足できました。
- 岩かき(1,300円/個)
- 子持ち昆布(650円)
- ぜいたく握り(2,000円)
- のどくろ炙り握り(780円/1貫)
贅沢な寿司でゆったり過ごすなら
両国江戸NORENのなかにある「つきぢ 神楽寿司」は、子連れの両国観光に疲れたら、ランチ・ディナーとも贅沢にお寿司をいただきながら、ゆったり過ごせるお店。
ランチ(11:00〜14:00限定)では、お椀付きのランチセット(1,500円〜)もあるようです。
「つきぢ」はコスパはあまり良くないからか、観光地からアクセスの良いところにあるにも関わらずほとんど混雑しないので、すぐに入りたい場合や旬のおいしいお寿司や一品を食べたい場合にはうってつけ。
なお、もしもう少しリーズナブルにいろいろな種類の握りを食べたい場合は、JR東口の駅前にある「元太丸」というお店もおすすめですよ。
店名 | つきぢ神楽寿司 両国江戸NOREN本店 |
電話 | 03-6456-1147 |
住所 | 東京都墨田区横網1-3-20 両国江戸NOREN1階 |
交通 | JR両国駅西口徒歩1分 都営大江戸線両国駅徒歩8分 |
時間 | 火〜日 ランチ:11:00~14:30(L.O 14:00) ディナー:17:00〜22:00(L.O 21:30) (月曜定休/祝日の場合は火曜が休み) |
予算 | 大人ひとり 3,000〜4,000円(お酒1〜2杯の想定) |
支払い | カード可 |
駐車場 | なし |
予約 | 可(電話のみ) *コース料理は4人以上/前日までの連絡を |
※記載の内容は執筆時点のものです。正確な情報は、必ずお店に直接ご確認ください。